コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
ほかのプロトコルで学習した経路情報をRIPngで広告する場合のメトリック値を指定します。redistribute,distribute-list outコマンドで設定したメトリック値が,本コマンドより優先します。本コマンドは,スタティック経路,OSPFv3経路,BGP4+経路,およびVRFまたはグローバルネットワークからインポートした経路に有効です。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
 - default-metric <Metric>
 
- 情報の削除
 - no default-metric
 
[入力モード]
(config-rtr-rip)
[パラメータ]
- <Metric>
 - メトリック値を指定します。
 
- 本パラメータ省略時の初期値
 
省略できません
- 値の設定範囲
 
1〜16(10進数)を指定します。
[コマンド省略時の動作]
次の初期値で動作します。
- スタティック経路:メトリック1
 - スタティック経路以外の経路:メトリック16
 
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
次回の経路広告時に反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
inherit-metric
distribute-list out
redistribute
ipv6 rip metric-offset
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