コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1

[目次][索引][前へ][次へ]


flow detection out mode

送信側インタフェースに対し,フィルタ機能のフロー検出するモードを設定します。

本コマンドは,ハードウェアテーブルでの最大エントリ数の配分パターンを変更します。

運用形態に応じた配分パターンに変更することで,ハードウェアリソースを必要なテーブルに集中させて使用できるようになります。

本コマンドは,ハードウェアの基本的な動作条件を設定するものであるため,必ず実運用を開始する最初の段階で設定してください。運用中の変更はお勧めしません。

[入力形式]

情報の設定・変更
flow detection out mode {layer3-1-out | layer3-2-out}【AX3800S】
flow detection out mode {layer3-1-out | layer3-2-out | layer3-3-out}【AX3650S】

情報の削除
no flow detection out mode

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

{layer3-1-out | layer3-2-out}【AX3800S】

{layer3-1-out | layer3-2-out | layer3-3-out}【AX3650S】
送信側フロー検出モードを指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    なし
送信側フロー検出モードの適用コマンドを次の表に示します。

表22-3 送信側フロー検出モードによる適用コマンド【AX3800S】

送信側フロー検出モード 適用コマンド
フィルタ
mac ip ipv6
access-group access-group traffic-filter
layer3-1-out × ×
layer3-2-out

(凡例) ○:設定可能 ×:設定不可


表22-4 送信側フロー検出モードによる適用コマンド【AX3650S】

送信側フロー検出モード 適用コマンド
フィルタ
mac ip ipv6
access-group access-group traffic-filter
layer3-1-out × ×
layer3-2-out
layer3-3-out

(凡例) ○:設定可能 ×:設定不可

注※ layer3-2-outではイーサネットインタフェースに対して,layer3-3-outではVLANインタフェースに対して設定できます。


各送信側フロー検出モードについては,「コンフィグレーションガイド Vol.2 1.1.4 送信側フロー検出モード」を参照してください。

[コマンド省略時の動作]

送信側フロー検出モードは,layer3-1-outで動作します。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 装置に対してトンネリングポートの設定がある場合,送信側フロー検出モードはlayer3-1-outまたはlayer3-2-outが指定できます。

[関連コマンド]

ip access-group

ipv6 traffic-filter

mac access-group

[目次][前へ][次へ]


[商品名称に関する表示]

All Rights Reserved, Copyright(C), 2011, 2020, ALAXALA Networks, Corp.