コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
マスタノード自身および共有リンク非監視リングの最終端共有ノードが送信したヘルスチェックフレームを,マスタノードが受信しないで障害発生と判断するまでの保護時間を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- health-check holdtime <milli seconds>
- 情報の削除
- no health-check holdtime
[入力モード]
(config-axrp)
[パラメータ]
- <milli seconds>
- ヘルスチェックフレーム受信までの保護時間をミリ秒単位で指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
500〜300000
[コマンド省略時の動作]
ヘルスチェックフレームの受信待ち保護時間は3000ミリ秒となります。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 本コマンドでは,health-check intervalコマンドの設定値よりも大きい値を設定してください。health-check intervalコマンドの設定値以下の値を本コマンドで設定した場合,ヘルスチェックタイムアウトを検出します。
- 保護時間を経過した場合,マスタノードは障害発生と判断し,障害処理を行い復旧監視状態へ移行します。
- リングIDを9個以上に設定した場合は,ヘルスチェックフレーム受信待ち保護時間を3000ミリ秒以上に設定してください。
[関連コマンド]
なし
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