コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1

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channel-group max-active-port

リンクアグリゲーションの該当チャネルグループ内で実際に使用するポートの最大数を指定します。

[入力形式]

情報の設定
channel-group max-active-port <number> [no-link-down]

情報の変更
channel-group max-active-port <number>
channel-group max-active-port <number> no-link-down

情報の削除
no channel-group max-active-port

[入力モード]

(config-if)
ポートチャネルインタフェース

[パラメータ]

<number>
リンクアグリゲーションのチャネルグループ内で実際に使用するポートの最大数を指定します。チャネルグループ内のポートが本コマンドの指定数を超えている場合,指定数のポートを使用してそのほかのポートにはスタンバイリンク機能を適用します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    1〜8

no-link-down
スタンバイリンクを非リンクダウンで使用する場合,本パラメータを指定します。指定しない場合,スタンバイリンクはリンクダウンします。スタンバイリンクの選択方法は次のとおりです。
  • lacp port-priorityコマンドによる優先度の低いポート
  • 優先度が同じ場合はスイッチ番号,NIF番号,ポート番号の大きいポート
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    スタンバイリンクはリンクダウンします。
  2. 値の設定範囲
    なし

[コマンド省略時の動作]

最大数は8になります。

[通信への影響]

スタンバイリンク機能で使用ポートが変更され,一時的に通信断となる場合があります。

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 本コマンドはスタティックなリンクアグリゲーションの場合だけ有効です。
  2. max-active-portを指定する場合は,max-active-port,lacp port-priorityの設定を接続先の装置と合わせてください。
  3. スタンバイリンクモードのリンクダウン/非リンクダウンは変更できません。変更する場合,本パラメータを削除したあとに,再度本パラメータの設定が必要です。非リンクダウンモードでポート数を変更する場合,no-link-downの指定が必要です。
  4. 本コマンドを設定して,リンクダウンしていたポートがスタンバイリンクに選択された場合は,離脱を示すログだけを表示します。該当ポートに対する集約を示すログは表示しません。

[関連コマンド]

channel-group lacp system-priority

lacp system-priority

lacp port-priority

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