コンフィグレーションガイド Vol.3
BGP4+(Multiprotocol Extensions for Border Gateway Protocol 4)は,インターネットのバックボーンで使用されているルーティングプロトコルBGP4を,IPv4以外のプロトコルにも使用できるように拡張したものです。インターネット上で使用されているすべての経路情報を扱えます。
BGP4+(IPv6)とBGP4(IPv4)の機能差分を次の表に示します。
表28-1 BGP4+(IPv6)とBGP4(IPv4)の機能差分
機能 BGP4+(IPv6) BGP4(IPv4) EBGP,IBGPピアリング,経路配信 ○ ○ 経路フィルタ,BGP属性変更 ○ ○ コミュニティ ○ ○ ルート・リフレクション ○ ○ コンフェデレーション ○ ○ サポート機能のネゴシエーション ○ ○ ルート・リフレッシュ ○ ○ マルチパス ○ ○ ピアグループ※1 ○ ○ ルート・フラップ・ダンプニング※2 ○ ○ BGP4 MIB※2 × ○ TCP MD5認証 ○ ○ グレースフル・リスタート ○※3 ○※3 学習経路数制限 ○ ○ (凡例) ○:取り扱う ×:取り扱わない
注※1 外部ピアおよびメンバーAS間ピア同士,または内部ピア同士のグルーピング
注※2 VRFでは取り扱いません
注※3 レシーブルータ機能だけをサポート
All Rights Reserved, Copyright(C), 2011, 2020, ALAXALA Networks, Corp.