コンフィグレーションガイド Vol.3
- [設定のポイント]
- VRFでIGMPを動作させるには,該当VRFのインタフェースにIGMPを設定します。ただし,該当VRFのインタフェースにIPv4 PIM-SM(sparseモード)を設定してもIGMPは動作します。
- デフォルトではIGMPバージョン2,3混在モードです。IGMPバージョンを変更する場合は,コンフィグレーションコマンドip igmp versionで設定してください。
- 例として,VPN 2にVRF 10を対応させ,VRF 10のインタフェースVLAN10のIPアドレスを10.1.1.1/24としたIGMP構成例を次の図に示します。
図15-5 VRFでのIGMP構成例
- [コマンドによる設定]
- (config)# interface vlan 10
VLAN 10を設定します。
- (config-if)# vrf forwarding 10
VLAN 10をVRF 10に設定します。
- (config-if)# ip address 10.1.1.1 255.255.255.0
VLAN 10にIPアドレスを設定します。
- (config-if)# ip igmp router
(config-if)# exit
VLAN 10にIGMPを指定します。
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