コンフィグレーションガイド Vol.2

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1.1.2 フロー検出

フロー検出とは,フレームの一連の流れであるフローをMACヘッダ,IPヘッダ,TCPヘッダ,ICMPヘッダなどの条件に基づいて検出する機能です。アクセスリストで設定します。アクセスリストの詳細は,「1.1.6 アクセスリスト」を参照してください。

本装置では,イーサネットインタフェースおよびVLANインタフェースに対してアクセスリストを設定できます。アクセスリストを設定したイーサネットインタフェース,VLANインタフェースともに,レイヤ2中継およびレイヤ3中継のイーサネットV2形式およびIEEE802.3のSNAP/RFC1042形式フレームをフロー検出できます。

受信側インタフェースでフロー検出を指定した場合,イーサネットインタフェース,VLANインタフェースともに,イーサネットインタフェースで受信した段階でフロー検出します。なお,本装置宛ての受信フレームもフロー検出対象です。

送信側インタフェースでフロー検出を指定した場合,イーサネットインタフェース,VLANインタフェースともに,イーサネットインタフェースで送信する段階でフロー検出します。このため,ほかのVLANから該当VLANに中継されたフレームは,該当VLANインタフェースの送信側でフロー検出できます。なお,送信側では本装置が自発的に送信するフレームもフロー検出対象です。

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