コンフィグレーションガイド Vol.1
本装置は,デフォルト動作としてイーサネットインタフェースがリンクアップまたはリンクダウンしたときに,SNMP通知(linkUpまたはlinkDown)を送信します。これをリンクトラップと呼びます。また,コンフィグレーションによって,イーサネットインタフェースごとに,リンクトラップの送信抑止を設定できます。例えば,サーバと接続する回線のように重要度の高い回線だけSNMP通知を送信し,そのほかの回線のリンクトラップの送信を抑止することで,本装置,ネットワーク,およびSNMPマネージャの不要な処理を削減できます。
- [設定のポイント]
- リンクトラップの設定内容はネットワーク全体の運用方針に従って決定します。
図18-31 リンクトラップの構成図
- ここでは,ポート1/0/1については,SNMP通知を送信するので,コンフィグレーションの設定は必要ありません。ポート1/0/12については,SNMP通知を送信しないように設定します。
- [コマンドによる設定]
- (config)# interface gigabitethernet 1/0/12
(config-if)# no snmp trap link-status
リンクアップ/リンクダウン時にSNMP通知を送信しません。
- (config-if)# exit
All Rights Reserved, Copyright(C), 2011, 2020, ALAXALA Networks, Corp.