運用コマンドレファレンス Vol.1
L2ループ検知フレームの受信ログ情報を表示します。
ループしたL2検知フレームが,どのポートから送信され,どのポートで受信したかを確認できます。最新の受信フレームログを,受信時間の降順で1000フレーム分表示します。ただし,廃棄したフレームは表示しません。
[入力形式]
show loop-detection logging
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
なし
[スタック構成時の運用]
マスタスイッチだけで情報を表示できます。
[実行例]
L2ループ検知フレームの受信ログ情報を表示します。
図36-3 L2ループ検知フレームの受信ログ情報の表示
> show loop-detection logging Date 20XX/04/21 12:10:10 UTC 20XX/04/21 12:10:10 1/0/1 Source: 1/0/3 Vlan: 4090 Inactive 20XX/04/21 12:10:09 1/0/1 Source: 1/0/3 Vlan: 1 20XX/04/21 12:10:08 1/0/1 Source: 1/0/3 Vlan: 4090 20XX/04/21 12:10:07 1/0/3 Source: 1/0/1 Vlan: 4090 20XX/04/21 12:10:06 1/0/3 Source: 1/0/1 Vlan: 4090 20XX/04/10 04:10:10 1/0/20 Source: CH:32 Vlan: 4090 20XX/03/21 03:10:10 1/0/20 Source: 1/0/12 Vlan: 4093 20XX/03/21 02:12:50 1/0/20 Source: 1/0/12 Vlan: 4093 20XX/03/21 02:12:10 1/0/20 Source: 1/0/12 Vlan: 4093 20XX/03/21 02:12:09 1/0/20 Source: 1/0/12 Vlan: 12 20XX/09/05 20:00:00 CH:32 Source: 1/0/12 Vlan: 12 Uplink 20XX/09/05 00:00:00 CH:32 Source: 1/0/12 Vlan: 12 Uplink >
[表示説明]
表36-5 L2ループ検知フレームの受信ログ情報の表示項目
表示項目 意味 表示詳細情報 yyyy/mm/dd hh:mm:ss L2ループ検知フレーム受信時刻 年/月/日 時:分:秒 <switch no.>/<nif no.>/<port no.> ポート番号 L2ループ検知フレームの受信ポート番号を表示します。 CH:<channel group number> チャネルグループ番号 L2ループ検知フレームの受信チャネルグループ番号を表示します。 Source L2ループ検知フレームの送信ポート番号 L2ループ検知フレームの送信ポート番号を表示します。
<switch no.>/<nif no.>/<port no.>:ポート番号
CH:<channel group number>:チャネルグループ番号Vlan VLAN ID L2ループ検知フレーム送信時のVLAN IDを表示します。 Uplink アップリンクポート アップリンクポートで受信したことを表します。 Inactive inactive状態に遷移 inactive状態に遷移したことを表します。
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表36-6 show loop-detection loggingコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't execute this command in backup switch or transit switch. バックアップスイッチまたはトランジットスイッチではコマンドを実行できません。 Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。 Connection failed to L2 Loop Detection program. L2ループ検知プログラムとの通信が失敗しました。コマンドを再実行してください。 L2 Loop Detection is not configured. L2ループ検知が設定されていないか,または機能が有効になっていません。コンフィグレーションを確認してください。
[注意事項]
なし
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