運用コマンドレファレンス Vol.1
Web認証用のユーザを追加します。その際,所属するVLANも指定します。
なお,認証情報に反映させるためには,commit web-authenticationコマンドを実行してください。
[入力形式]
set web-authentication user <user name> <password> <vlan id>
[入力モード]
装置管理者モード
[パラメータ]
- <user name>
- 登録するユーザ名を指定します。
- 使用できる文字は英数字で,大文字・小文字を区別します。文字数は1〜16文字で指定します。
- <password>
- パスワードを指定します。
- 使用できる文字は英数字で,大文字・小文字を区別します。文字数は1〜16文字で指定します。
- <vlan id>
- 値の指定範囲については,「パラメータに指定できる値」を参照してください。ただし,このコマンドでデフォルトVLAN(VLAN ID=1)は指定できません。
- ダイナミックVLANモードまたはレガシーモードで使用する場合
ユーザが認証後に移動するVLANのVLAN IDを指定します。
- 固定VLANモードで使用する場合
任意のVLAN IDを指定します。
[スタック構成時の運用]
未サポートです。
[実行例]
- ユーザ名"USER01",パスワード"user0101",VLAN ID"10"を追加した場合
# set web-authentication user USER01 user0101 10
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表29-1 set web-authentication userコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Already user '<user name>' exists. 指定ユーザはすでに登録されています。 Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。 Now another user is using WA command, please try again. ほかのユーザがWeb認証機能のコマンドを使用中です。しばらくしてから再実行してください。 The number of users exceeds 300. 登録ユーザ数が300件を超えています。 WA is not configured. Web認証機能が設定されていません。コンフィグレーションを確認してください。
[注意事項]
- 本コマンドは,複数のユーザが同時に使用できません。
- commit web-authenticationコマンドを実行しないと認証情報として使用できません。
All Rights Reserved, Copyright(C), 2011, 2018, ALAXALA Networks, Corp.