運用コマンドレファレンス Vol.2


reset policy-list【OS-L3A】

ポリシーベースルーティングリスト情報の経路情報の優先度を再選択します。

[入力形式]

reset policy-list [<policy list no.>]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

<policy list no.>

指定したリスト番号の経路情報の優先度を再選択します。

<policy list no.>にはポリシーベースルーティングリスト情報のリスト番号を指定してください。指定できる値の範囲は1〜256です。

本パラメータ省略時の動作

ポリシーベースルーティングリスト情報のすべてのリスト番号について,経路情報の優先度を再選択します。

[実行例]

図3‒6 指定したリスト番号の経路情報の優先度再選択
> reset policy-list 1
Date 20XX/12/10 16:20:40 UTC
>
図3‒7 すべてのリスト番号の経路情報の優先度再選択
> reset policy-list 
Date 20XX/12/10 16:20:40 UTC
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

再選択によって経路情報が変更された場合,対象のパケットが一時的に廃棄されることがあります。

[応答メッセージ]

表3‒5 reset policy-listコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute during system starting.

起動中のため実行できません。起動中が終了してから再実行してください。

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

No such list number.

指定されたポリシーベースルーティングリスト情報のリスト番号が設定されていません。指定パラメータを確認して再実行してください。

Policy base routing is not configured.

ポリシーベースルーティング機能が設定されていません。コンフィグレーションを確認してください。

[注意事項]

起動中は,ポリシーベースルーティングリスト情報のリスト番号を指定して実行できません。