運用コマンドレファレンス Vol.1


restart oadp

OADPプログラムを再起動します。

[入力形式]

restart oadp [-f] [core-file]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

再起動確認メッセージを出力しないで,OADPプログラムを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時にコアファイルを出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

すべてのパラメータ省略時の動作

再起動確認メッセージを出力したあと,OADPプログラムを再起動します。

[実行例]

図39‒6 OADP再起動実行例
> restart oadp
OADP restart OK? (y/n): y
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表39‒8 restart oadpコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

OADP doesn't seem to be running.

OADPプログラムが起動していないため,コマンドが失敗しました。

OADPプログラムの再起動を待って,コマンドを再実行してください。

[注意事項]

コアファイルの格納ディレクトリおよび名称は,次のとおりになります。

格納ディレクトリ:/usr/var/core/

コアファイル:oadpd.core

指定ファイルがすでに存在する場合は無条件に上書きするので,必要ならば,ファイルをあらかじめバックアップしておいてください。