運用コマンドレファレンス Vol.1


show loop-detection logging

L2ループ検知フレームの受信ログ情報を表示します。

ループしたL2検知フレームが,どのポートから送信され,どのポートで受信したかを確認できます。最新の受信フレームログを,受信時間の降順で1000フレーム分表示します。ただし,廃棄したフレームは表示しません。

[入力形式]

show loop-detection logging

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

なし

[実行例]

L2ループ検知フレームの受信ログ情報を表示します。

図34‒3 L2ループ検知フレームの受信ログ情報の表示
> show loop-detection logging
Date 20XX/04/21 12:10:10 UTC
20XX/04/21 12:10:10  0/1    Source: 0/3    Vlan: 4090  Inactive
20XX/04/21 12:10:09  0/1    Source: 0/3    Vlan: 1
20XX/04/21 12:10:08  0/1    Source: 0/3    Vlan: 4090
20XX/04/21 12:10:07  0/3    Source: 0/1    Vlan: 4090
20XX/04/21 12:10:06  0/3    Source: 0/1    Vlan: 4090
20XX/04/10 04:10:10  0/20   Source: CH:32  Vlan: 4090
20XX/03/21 03:10:10  0/20   Source: 0/12   Vlan: 4095
20XX/03/21 02:12:50  0/20   Source: 0/12   Vlan: 4095
20XX/03/21 02:12:10  0/20   Source: 0/12   Vlan: 4095
20XX/03/21 02:12:09  0/20   Source: 0/12   Vlan: 12
20XX/09/05 20:00:00  CH:32  Source: 0/12   Vlan: 12    Uplink
20XX/09/05 00:00:00  CH:32  Source: 0/12   Vlan: 12    Uplink
>

[表示説明]

表34‒5 L2ループ検知フレームの受信ログ情報の表示項目

表示項目

意味

表示詳細情報

yyyy/mm/dd hh:mm:ss

L2ループ検知フレーム受信時刻

年/月/日 時:分:秒

<nif no.>/<port no.>

ポート番号

L2ループ検知フレームの受信ポート番号を表示します。

CH:<channel group number>

チャネルグループ番号

L2ループ検知フレームの受信チャネルグループ番号を表示します。

Source

L2ループ検知フレームの送信ポート番号

L2ループ検知フレームの送信ポート番号を表示します。

<nif no.>/<port no.>:ポート番号

CH:<channel group number>:チャネルグループ番号

Vlan

VLAN ID

L2ループ検知フレーム送信時のVLAN IDを表示します。

Uplink

アップリンクポート

アップリンクポートで受信したことを表します。

Inactive

inactive状態に遷移

inactive状態に遷移したことを表します。

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表34‒6 show loop-detection loggingコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

Connection failed to L2 Loop Detection program.

L2ループ検知プログラムとの通信が失敗しました。コマンドを再実行してください。

L2 Loop Detection is not configured.

L2ループ検知が設定されていないか,または機能が有効になっていません。コンフィグレーションを確認してください。

[注意事項]

なし