運用コマンドレファレンス Vol.1


clear qos queueing

show qos queueingで表示する送信キューに積まれずに廃棄したパケット数(HOL1,HOL2,Tail_drop)を0クリアします。

[入力形式]

clear qos queueing [ <nif no.>/<port no.> ]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

<nif no.>/<port no.>

指定したポートの送信キューに積まれずに廃棄されたパケット数を0クリアします。指定できる<nif no.>および<port no.>の値の範囲は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。

本パラメータ省略時の動作

装置に実装されるすべてのポートの送信キュー,CPU宛て送信キュー,内部LSI間の送信キュー(AX3640S-48TW,AX3640S-48T2XWの場合)に積まれずに廃棄されたパケット数を0クリアします。

[実行例]

図24‒12 ポートの統計情報を0クリアした結果
> clear qos queueing 0/3
Date 20XX/07/14 12:00:00 UTC
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表24‒6 clear qos queueingコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

Illegal Port -- <port no.>.

指定ポート番号が不正です。指定パラメータを確認し再実行してください。

<port no.> ポート番号

[注意事項]

  1. 本コマンドを実行すると,axsEtherTxQoSグループおよびaxsToCpuQoSグループのMIB情報も0クリアされます。