運用コマンドレファレンス Vol.1


clear axrp

Ring Protocolの統計情報をクリアします。

[入力形式]

clear axrp [<ring id list>]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

<ring id list>

指定したリングIDに関するRing Protocolの全統計情報をクリアします。リングIDを複数指定する場合は範囲指定ができます。

【"-"または","による範囲指定】

範囲内のすべてのリングを指定します。指定できる範囲は,1〜65535です。

すべてのパラメータ省略時の動作

Ring Protocolの全統計情報をクリアします。

[実行例]

図21‒4 Ring Protocolの全統計情報クリア例
> clear axrp
>
図21‒5 リングIDを指定した場合のRing Protocolの全統計情報クリア例
> clear axrp 1
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表21‒4 clear axrpコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

Connection failed to Ring Protocol program.

Ring Protocolプログラムとの通信が失敗しました。コマンドを再実行してください。頻発する場合は,restart axrpコマンドでRing Protocolプログラムを再起動してください。

Ring Protocol is initializing.

Ring Protocolは初期動作実行中です。コンフィグレーションの読み出しなどの処理が完了していません。時間を空けて再実行してください。

Ring Protocol is not configured.

Ring Protocolが設定されていません。コンフィグレーションを確認してください。

Specified Ring ID is not configured:<ring id>.

指定リングIDは設定されていません。

<ring id>:リングID

[注意事項]