運用コマンドレファレンス Vol.1


restart link-aggregation

リンクアグリゲーションプログラムを再起動します。

[入力形式]

restart link-aggregation [-f] [core-file]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

再起動確認メッセージなしで,リンクアグリゲーションプログラムを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時にリンクアグリゲーションプログラムのコアファイル(LAd.core)を出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

すべてのパラメータ省略時の動作

再起動確認メッセージを出力したあと,リンクアグリゲーションプログラムを再起動します。

[実行例]

図17‒12 リンクアグリゲーション再起動
> restart link-aggregation
Link Aggregation restart OK? (y/n):y
>
図17‒13 リンクアグリゲーション再起動(-f パラメータ指定)
> restart link-aggregation -f
>

[通信への影響]

リンクアグリゲーションを設定しているポートで一時的にデータ送受信不可となります。

[応答メッセージ]

表17‒9 restart link-aggregationコマンドのメッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

Link Aggregation doesn't seem to be running.

リンクアグリゲーションプログラムが起動していないため,コマンドが失敗しました。リンクアグリゲーションを設定していない場合は,リンクアグリゲーションプログラムは起動しないため,本メッセージを出力します。

設定していて本メッセージを出力した場合は,リンクアグリゲーションプログラムの再起動を待って,コマンドを再実行してください。

[注意事項]

コアファイルの格納ディレクトリおよび名称は,次のとおりになります。

格納ディレクトリ:/usr/var/core/

コアファイル:LAd.core

指定ファイルがすでに存在する場合は無条件に上書きするので,必要ならば,ファイルをあらかじめバックアップしておいてください。