rm
指定したファイルを削除します。
[入力形式]
rm [<option>] <file name> rm mc-file <mc file name>
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- <option>
-
-r:指定したディレクトリ以下のすべてのファイルを削除します。
- 本パラメータ省略時の動作
-
指定したファイルだけを削除します。
- <file name>
-
削除対象のファイル名またはディレクトリ名を指定します。
- mc-file <mc file name>
-
削除するMC上のファイル名称を指定します。
MC上のファイル名称の指定にワイルドカードは使用できません。
[実行例]
- MC上のファイルfile1を削除します。
>rm mc-file file1
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
メッセージ |
内容 |
---|---|
Can't execute. |
コマンドを実行できません。再実行してください。 |
MC is busy. |
ほかのプロセスがMCにアクセスしています。 時間をおいて再実行してください。 |
MC is write protected. |
MCのプロテクトスイッチが「▼Lock」になっていないことを確認してください。「▼Lock」になっている場合は,スイッチをスライドさせてから再度挿入してください。 装置のメモリカードスロットにほこりが付着していないか確認してください。ほこりが付着しているときは,乾いた布などでほこりを取ってから再度MCを挿入してください。 |
MC not found. |
MCが搭載されていません。 MCが正しく装置に挿入されているか確認してください。 装置のメモリカードスロットにほこりが付着していないか確認してください。ほこりが付着しているときは,乾いた布などでほこりを取ってから再度MCを挿入してください。 |
[注意事項]
-
mc-fileはMCが入っていない場合には実行できません。また,-rオプションは併用できません。
-
mc-file指定時,コマンド実行中は装置のACC LEDが点灯します。ACC LED点灯時にはMCの抜き挿しを行わないでください。
-
ファイル名またはディレクトリ名に特殊文字が含まれている場合,コマンドが入力できないなどエラーとなることがあります。このときは,<file name>にアスタリスク(*)を指定して,対象のファイルを確認しながら削除してください。なお,特殊文字とは「1 このマニュアルの読み方 文字コード一覧」に示す文字コードのうち,英数字以外の文字です。