運用コマンドレファレンス Vol.1


ls

カレントディレクトリに存在するファイル・ディレクトリを表示します。

[入力形式]

ls [<option>] [<names>]
ls mc-dir

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

<option>

-a:カレントディレクトリの中身を隠しファイルも含めて,すべて表示します。

-l:ファイル・ディレクトリに関係する詳細な情報を表示します。

本パラメータ省略時の動作

隠しファイルや詳細な情報は表示しません。

<names>

ファイル名またはディレクトリ名を指定します。

本パラメータ省略時の動作

カレントディレクトリの中身を一覧表示します。

mc-dir

MC上のファイル一覧を表示します。

[実行例]

MC上のファイル一覧を表示します。
>ls mc-dir

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表4‒4 lsコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

MC is busy.

ほかのプロセスがMCにアクセスしています。

時間をおいて再実行してください。

MC not found.

MCが搭載されていません。

MCが正しく装置に挿入されているか確認してください。

装置のメモリカードスロットにほこりが付着していないか確認してください。ほこりが付着しているときは,乾いた布などでほこりを取ってから再度MCを挿入してください。

[注意事項]

  1. mc-dirはMCが入っていない場合には実行できません。

  2. mc-dir指定時,コマンド実行中は装置のACC LEDが点灯します。ACC LED点灯時にはMCの抜き挿しを行わないでください。