configure(configure terminal)
コマンド入力モードを装置管理者モードからコンフィグレーションコマンドモードに変更して,コンフィグレーションの編集を開始します。
[入力形式]
configure [terminal]
[入力モード]
装置管理者モード
[パラメータ]
- terminal
-
メモリ上に記憶されたランニングコンフィグレーションを編集します。
[実行例]
# configure (config)# |
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
コンフィグレーション編集時のエラーメッセージについては,「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1」 「41.1.2 コンフィグレーションの編集と操作情報」を参照してください。
[注意事項]
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装置の電源投入時にスタートアップコンフィグレーションファイルがメモリ上に読み込まれ,設定された内容に従って運用を開始しており,メモリ上に記憶されたランニングコンフィグレーションが編集の対象になります。メモリ上に記憶されたランニングコンフィグレーションを編集後,スタートアップコンフィグレーションファイルに保存しなかった場合,装置をリスタートすると編集したコンフィグレーションが失われるので注意してください。編集後,コンフィグレーションコマンドsaveでスタートアップコンフィグレーションファイルに格納することをお勧めします。
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コンフィグレーションコマンドstatusを使用すると編集中のコンフィグレーションの状態を知ることができます。
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configureコマンドが完了する前に[Ctrl]+[C]を入力して中断しないでください。中断した場合,copyおよびerase configurationコマンドがエラーになることがあります。
この状態になった場合は,本コマンドでコンフィグレーションコマンドモードに変更して,コンフィグレーションコマンドendでコンフィグレーションコマンドモードを終了してください。中断したユーザがログアウトしている場合は,show loggingコマンドで該当するユーザのtty名を確認して,tty名が一致するようにログインしたあと,本コマンドでコンフィグレーションコマンドモードに変更して,コンフィグレーションコマンドendでコンフィグレーションコマンドモードを終了してください。