コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


policy-list default-init-interval【OS-L3A】

装置の起動時などにポリシーベースルーティングの中継可否の監視を一時的に停止する期間を設定します。本期間中,ポリシーベースルーティングの対象パケットは廃棄します。

[入力形式]

情報の設定・変更

policy-list default-init-interval <seconds>

情報の削除

no policy-list default-init-interval

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<seconds>

中継可否の監視を停止する期間(秒)を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません。

  2. 値の設定範囲

    1〜3600

[コマンド省略時の動作]

中継可否の監視を停止する期間は200秒です。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

本コマンドの設定時に反映されます。

[注意事項]

  1. 中継可否の監視を停止する期間は,ポリシーベースルーティングのトラッキング機能のtrack-object default-init-intervalコマンドの値より長い期間を指定してください。

  2. 中継可否の監視を停止しているときに,本コマンドで期間を変更した場合,変更後の期間から経過した時間を差し引いた時間が経過すると,中継可否の監視を開始します。

[関連コマンド]

policy-list