コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


ethernet cfm mep

CFMで使用するMEPを設定します。

[入力形式]

情報の設定

ethernet cfm mep level <level> ma <no.> mep-id <mepid> [{down | up}]

情報の削除

no ethernet cfm mep level <level> ma <no.> mep-id <mepid>

[入力モード]

(config-if)

[パラメータ]

level <level>

ethernet cfm domainコマンドで設定済みのドメインレベルを指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    0〜7

ma <no.>

ma nameコマンドまたはma vlan-groupコマンドで設定済みのMA識別番号を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    0〜65535

mep-id <mepid>

MEP IDを設定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜8191

  3. 本パラメータ使用時の注意事項

    MA内でユニークな値を設定してください。

{down | up}

ドメインの方向を指定します。

down

MEPを,回線側を保守対象とするDown MEPに設定します。

up

MEPを,リレー側(装置の内側に向けて)を保守対象とするUp MEPに設定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    ethernet cfm domainコマンドでdirection-upが設定されている場合,Up MEPで動作します。設定されていない場合,Down MEPで動作します。

  2. 値の設定範囲

    downまたはup

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 同一インタフェースに,ethernet cfm mipコマンドが設定されている場合,ethernet cfm mipコマンド以上のドメインレベルは指定できません。

  2. 本コマンドは,チャネルグループに指定したイーサネットインタフェースに対して設定できません。また,本コマンドに指定したイーサネットインタフェースは,チャネルグループに設定できません。本コマンドは,該当イーサネットインタフェースの属するポートチャネルインタフェースに対して設定してください。

[関連コマンド]

ethernet cfm mip