コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


fense vaa-name【OP-VAA】

VLANaccessControllerに送信するVLANaccessAgentの名称を設定します。この名称は装置に一つだけ設定します。認証サーバ配下に複数のVLANaccessAgentが稼働する装置を接続する場合は,装置ごとに異なる名称を設定してください。

[入力形式]

情報の設定・変更

fense vaa-name <name>

情報の削除

no fense vaa-name

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<name>

VLANaccessControllerに送信するVLANaccessAgentの名称を指定します。この名称は装置に一つだけ設定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    指定できる文字数は1〜64文字です。また,使用できる文字は,英数字および「/」,「-」,「_」,「.」だけです。さらに次の文字列は指定できません。

    .(先頭1文字がドット「.」だけの場合)

    ID

    DPCI

    VLAN

    MAC

    -ERR

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

本コマンドによってvaa-nameを変更または削除した場合,VLANaccessAgentと認証サーバとの接続がいったん切断され再度接続されますが,認証済みクライアントの通信には影響はありません。

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

ただし,次の条件を満たす場合,VLANaccessAgentを起動し認証サーバへの接続を開始します。

[注意事項]

  1. IEEE802.1Xのdot1x system-auth-controlコマンドが設定されている場合,本コマンドは設定できません。

  2. 本コマンドで認証VLANシステムのネットワーク構成を変更した場合,必ず認証サーバの各機能の再起動を行い,さらに,本装置の認証VLANの再起動を行ってください。

[関連コマンド]

fense server

fense vlan