コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


mac-authentication max-timer

MAC認証での最大接続時間の設定を行います。

[入力形式]

情報の設定・変更

mac-authentication max-timer {<minutes> | infinity}

情報の削除

no mac-authentication max-timer

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

{<minutes> | infinity}

MAC認証が認証を行う最大接続時間の設定を分単位で行います。認証成功後から,本コマンドの設定時間が経過した場合,自動的に認証が解除されます。なお,設定された時間が経過してから1分以内で認証解除を行います。

「infinity」と指定した場合は,最大接続時間を無限とし,最大接続時間による認証解除を行いません。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    10〜1440,またはinfinity

[コマンド省略時の動作]

最大接続時間による認証解除を行いません。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 最大接続時間の短縮,延長を行った場合には,現在認証中のものは前設定を有効とし,次回ログイン時からコンフィグレーションの設定が有効になります。

  2. MAC認証での接続時間は,装置の時刻を用いて管理しています。そのため,運用コマンドset clockで日時を変更した場合,接続時間に影響が出ます。

    (例)

    3時間後の時刻に値を変更した場合,接続時間が3時間経過した状態になってしまいます。また,逆に3時間前の時刻に値を変更した場合,接続時間が3時間延長されてしまいます。

[関連コマンド]

mac-authentication system-auth-control

mac-authentication port