コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


dot1x vlan timeout quiet-period

IEEE802.1Xの認証失敗後の該当VLANインタフェースの非認証状態保持時間を秒単位で指定します。本時間内は,EAPOLパケットの送出は行わず,かつ,受信EAPOLパケットを無視し,認証処理は行いません。

[入力形式]

情報の設定・変更

dot1x vlan <vlan id list> timeout quiet-period <seconds>

情報の削除

no dot1x vlan <vlan id list> timeout quiet-period

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<vlan id list>

IEEE802.1X認証設定を適用するVLANのVLAN IDを指定します。本装置に未設定のVLANは指定できません。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    <vlan id list>の指定方法,また,値の設定範囲については「パラメータに指定できる値」を参照してください。ただし,このコマンドでデフォルトVLAN(VLAN ID=1)は指定できません。

<seconds>

非認証状態保持時間を秒単位で指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    0〜65535

[コマンド省略時の動作]

非認証状態保持時間は60秒です。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

認証失敗で非認証状態になったとき

[注意事項]

  1. すべてのIEEE802.1Xは,dot1x system-auth-controlコマンドを設定することで有効になります。

  2. dot1x vlan <vlan id list> enableコマンドが設定されていないと本コマンドは有効になりません。

[関連コマンド]

dot1x system-auth-control

dot1x vlan enable