down-debounce
VLAN内の中継可能なポートがなくなったときに,VLANインタフェースがダウンするまでの遅延時間を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- 
                  down-debounce <seconds> 
- 情報の削除
- 
                  no down-debounce 
[入力モード]
(config-if) VLANインタフェースだけ設定可能
[パラメータ]
- <seconds>
- 
                  VLAN内の中継可能なポートがなくなったときに,VLANインタフェースがダウンするまでの遅延時間を秒単位で設定します。 - 
                        本パラメータ省略時の初期値 省略できません 
- 
                        値の設定範囲 1〜180 
 
- 
                        
[コマンド省略時の動作]
VLAN内の中継可能なポートがなくなったときに,直ちにVLANインタフェースがダウンします。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
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                  次に示す契機でVLAN内の中継可能なポートがなくなった場合は,本コマンドでの設定値にかかわらず,すぐにVLANインタフェースがダウンします。 - 
                        VLANに所属するポートがなくなった時 
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                        stateコマンドでVLANの状態がdisableになった時 
 
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                  VLANインタフェースのダウン遅延中に設定値を変更した場合は,変更した時点から変更後の設定値分,VLANインタフェースのダウンが遅延します。 
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                  VLANインタフェースのダウン遅延中に設定値を削除した場合は,削除した時点でVLANインタフェースがダウンします。 
[関連コマンド]
なし