コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


system l2-table mode

レイヤ2ハードウェアテーブル(MACアドレステーブル)の検索方式を設定します。

[入力形式]

情報の設定

system l2-table mode <mode>

情報の削除

no system l2-table mode

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<mode>

ハードウェアテーブルに登録する際のテーブル検索方式を選択します。

1〜5

レイヤ2ハードウェアテーブルのテーブル検索方式を指定した値で設定します。

レイヤ2ハードウェアテーブルにMACアドレスを登録できなかった場合は,算出された最適なテーブル検索方式を運用メッセージに出力しますが,ハードウェアには設定しません。

auto

レイヤ2ハードウェアテーブルの最適なテーブル検索方式を算出して運用メッセージに出力するとともに,自動的にVLANプログラムを再起動してハードウェアに設定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜5,auto

[コマンド省略時の動作]

テーブル検索方式は0で動作します。

[通信への影響]

  1. パラメータに1〜5の値を設定した場合,テーブル検索方式をハードウェアに設定するためにVLANプログラムを再起動してください。VLANプログラムを再起動すると,一時的にデータの送受信ができなくなります。

  2. パラメータにautoを設定した場合,最適な検索方式を自動的にハードウェアに再設定する際,VLANプログラムを再起動するため,一時的にデータの送受信ができなくなります。また,スパニングツリーなどが動作していると,通信の回復に時間が掛かるおそれがあります。

[設定値の反映契機]

本装置またはVLANプログラムの再起動で反映されます。

設定値を変更した場合は,コンフィグレーションを保存したあとで,本装置またはVLANプログラムを再起動してください。再起動すると,設定値が運用に反映されます。

[注意事項]

なし

[関連コマンド]

なし