コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


transport input

リモート運用端末から各種プロトコルを使用したアクセスを制限するために使用します。telnetまたはSSHのうち,指定されたプロトコルでだけアクセスを許可し,指定されていないプロトコルはアクセスを制限します。

[入力形式]

情報の設定・変更

transport input {telnet | ssh | all | none}

情報の削除

no transport input

[入力モード]

(config-line)

[パラメータ]

{telnet | ssh | all | none}
telnet

telnetプロトコルでのリモートアクセスを受け付けます。

ssh

SSHプロトコルでのリモートアクセスを受け付けます。

all

すべてのプロトコルでのリモートアクセスを受け付けます。

none

すべてのプロトコルでのリモートアクセスを受け付けません。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    telnet,ssh,all,またはnone

[コマンド省略時の動作]

telnetプロトコルとSSHプロトコル(ip ssh設定時)でのリモートアクセスを受け付けます。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. SSHを使用する場合は,グローバルコンフィグレーションモードでip sshコマンドを設定してください。

  2. ftp接続を許可/制限する場合は,グローバルコンフィグレーションモードのftp-serverで設定してください。

[関連コマンド]

line vty

ftp-server

ip access-group

ipv6 access-class

ip ssh