コンフィグレーションガイド Vol.3


28.2.1 コンフィグレーションコマンド一覧

経路フィルタリングのコンフィグレーションコマンド一覧を次の表に示します。

表28‒18 コンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名

説明

distribute-list in (BGP4+)

BGP4+で学習した経路をルーティングテーブルに取り込むかどうかをフィルタに従って制御します。

distribute-list in (OSPFv3)

OSPFv3で学習した経路をルーティングテーブルに取り込むかどうかをフィルタに従って制御します。

distribute-list in (RIPng)

RIPngで学習した経路をルーティングテーブルに取り込むかどうかをフィルタに従って制御します。

distribute-list out (BGP4+)

BGP4+で広告する経路をフィルタに従って制御します。

distribute-list out (OSPFv3)

OSPFv3で広告する経路をフィルタに従って制御します。

distribute-list out (RIPng)

RIPngで広告する経路をフィルタに従って制御します。

ip as-path access-list

AS_PATH属性フィルタとして動作するaccess-listを設定します。

ip community-list

COMMUNITIES属性フィルタとして動作するcommunity-listを設定します。

ipv6 prefix-list

IPv6 prefix-listを設定します。

match as-path

route-mapにAS_PATH属性によるフィルタ条件を設定します。

match community

route-mapにCOMMUNITIES属性によるフィルタ条件を設定します。

match interface

route-mapにインタフェースによるフィルタ条件を設定します。

match ipv6 address

route-mapにIPv6宛先プレフィックスによるフィルタ条件を設定します。

match ipv6 route-source

route-mapに送信元IPv6アドレスによるフィルタ条件を設定します。

match origin

route-mapにORIGIN属性によるフィルタ条件を設定します。

match protocol

route-mapにルーティングプロトコルによるフィルタ条件を設定します。

match route-type

route-mapに経路種別によるフィルタ条件を設定します。

match tag

route-mapにタグによるフィルタ条件を設定します。

neighbor in (BGP4+)

BGP4+学習経路フィルタリングに使用するフィルタを設定します。

neighbor out (BGP4+)

BGP4+広告経路フィルタリングに使用するフィルタを設定します。

redistribute (BGP4+)

BGP4+から広告する経路のプロトコル種別を設定します。

redistribute (OSPFv3)

OSPFv3から広告する経路のプロトコル種別を設定します。

redistribute (RIPng)

RIPngから広告する経路のプロトコル種別を設定します。

route-map

route-mapを設定します。

set as-path prepend count

経路情報に追加するAS_PATH番号の数を設定します。

set community

経路属性のCOMMUNITIES属性を置き換えます。

set community-delete

経路属性のCOMMUNITIES属性の削除を設定します。

set distance

経路情報の優先度を設定します。

set local-preference

経路情報のLOCAL_PREF属性を設定します。

set metric

経路情報のメトリックを設定します。

set metric-type

経路情報のメトリック種別,またはメトリック値を設定します。

set origin

経路情報のORIGIN属性を設定します。

set tag

経路情報のタグを設定します。

deny (ipv6 access-list)※1

IPv6フィルタでのアクセスを拒否する条件を指定します。

ipv6 access-list※1

IPv6フィルタとして動作するアクセスリストを設定します。

ipv6 access-list resequence※1

IPv6フィルタのフィルタ条件適用順序のシーケンス番号を再設定します。

permit (ipv6 access-list)※1

IPv6フィルタでのアクセスを許可する条件を指定します。

router bgp※2

ルーティングプロトコルBGP(BGP4およびBGP4+)に関する動作情報を設定します。

ipv6 router rip※3

ルーティングプロトコルRIPngに関する動作情報を設定します。

ipv6 router ospf※4

ルーティングプロトコルOSPFv3に関する動作情報を設定します。

注※1

コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1」 「19 アクセスリスト」を参照してください。

注※2

コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2」 「13 BGP4【OS-L3A】」を参照してください。

注※3

コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2」 「25 RIPng」を参照してください。

注※4

コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2」 「26 OSPFv3【OS-L3A】」を参照してください。