コンフィグレーションガイド Vol.3


10.2.3 OSPF適用の設定

[設定のポイント]
  • networkコマンドで指定した範囲に一致するインタフェースアドレスを持つインタフェース上で,隣接ルータとLSAの交換を行います。

  • エリア分割しない場合,エリアIDは全OSPFルータで同じ値にしてください。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# router ospf 1

    ospfモードへ移行します。ドメイン番号を1にします。

  2. (config-router)# router-id 100.1.1.1

    ルータIDとして100.1.1.1を使用します。

  3. (config-router)# network 10.0.0.0 0.255.255.255 area 0

    ネットワーク10.0.0.0/8の範囲内のインタフェースは,エリア0に所属します。