6.2.2 クライアントにIPを配布する設定
- [設定のポイント]
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DHCPクライアントへ割り当てをしたくないIPアドレスを割り当て除外アドレスに設定します。また,DHCPクライアントに対してIPアドレスを動的に配布するためのDHCPアドレスプールを設定します。
図6‒1 クライアント−サーバ構成(動的IPアドレス配布時)
[コマンドによる設定]
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(config)# interface vlan 10
(config-if)# ip address 10.1.11.1 255.255.255.0
(config-if)# exit
あらかじめVLANインタフェースとIPアドレスを設定しておきます。
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(config)# service dhcp vlan 10
DHCPサーバを有効にするVLANインタフェース名称を指定します。
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(config)# ip dhcp excluded-address 10.1.11.1 10.1.11.120
DHCPサーバがDHCPクライアントに割り当てから除外するIPアドレスを設定します。
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(config)# ip dhcp pool Group1
DHCPアドレスプールを設定します。
DHCPコンフィグレーションモードへ移行します。
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(dhcp-config)# network 10.1.11.0 255.255.255.0
DHCPアドレスプールのネットワークアドレスを設定します。
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(dhcp-config)# lease 0 0 20
DHCPアドレスプールのデフォルトリース時間に20分を設定します。
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(dhcp-config)# default-router 10.1.11.1
サブネット上にあるルータのIPアドレスを設定します。