コンフィグレーションガイド Vol.2


8.7 Web認証画面入れ替え機能

Web認証で使用するログイン画面やログアウト画面など,Webブラウザに表示する画面情報(以降,Web認証画面と呼びます)は,運用コマンドで入れ替えることができます。その運用コマンドで指定したディレクトリ配下に,次に示す画面のファイルがあった場合,該当するWeb認証画面と置き換えます。また,次に示すファイル以外にgifファイルなどの画像ファイルも同時に登録できます。ただし,登録時には各ファイルのサイズチェックだけを行い,ファイルの内容はチェックしませんので,必ず動作確認を行ってからHTMLファイルや画像ファイルを登録してください。

入れ替えることができる画面を次に示します。

[入れ替え可能な画面]
  • ログイン画面

  • ログアウト画面

  • ログイン成功画面

  • ログイン失敗画面

  • ログアウト完了画面

  • ログアウト失敗画面

  • Reply-Message表示画面

なお,登録したWeb認証画面は運用コマンドで削除できます。削除したあとは,デフォルトのWeb認証画面に戻ります。

また,「表8‒7 認証エラーメッセージとエラー発生理由対応表」に示す認証エラーメッセージも入れ替えることができます。

さらに,Webブラウザのお気に入りに表示するアイコン(favicon.ico)も入れ替えることができます。

各ファイルの詳細は,「9.3 Web認証画面作成手引き」を参照してください。

なお,Web認証画面の登録中に次に示すような中断が起きた場合,登録した画面が表示されずにデフォルト画面が表示されます。このとき,運用コマンドshow web-authentication html-filesでWeb認証画面の登録情報を表示すると,登録が成功したかのように表示されることがあります。

Web認証画面の登録中に中断が起きた場合は,再度Web認証画面を登録してください。