コンフィグレーションガイド Vol.1


24.3.3 Ring ProtocolとPVST+との併用設定

[設定のポイント]

Ring ProtocolとPVST+とを併用する場合は,併用したいVLAN IDをVLANマッピングに設定する必要があります。その際,VLANマッピングに指定するVLAN IDは一つだけです。VLANマッピングに対して,PVST+と併用するVLAN以外のVLAN IDが設定されている場合,そのVLANではPVST+が動作しません。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# axrp vlan-mapping 1 vlan 10

    VLANマッピングIDを1として,PVST+と併用するVLAN ID 10を設定します。

  2. (config)# axrp vlan-mapping 2 vlan 20,30

    VLANマッピングIDを2として,Ring Protocolだけで使用するVLAN ID 20および30を設定します。

  3. (config)# axrp 1

    (config-axrp)# vlan-group 1 vlan-mapping 1-2

    VLANグループ1に,VLANマッピングID 1および2を設定します。