20.8.2 ポート間中継遮断機能の設定
ポート間中継遮断機能を設定する手順を次に示します。ここでは,図に示す構成の設定例を示します。
構成例では,ポート0/1からポート0/4への通信を遮断します。また,ポート0/1,0/2間の通信を遮断します。ポート0/3はどのポートとも通信が可能です。
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- [設定のポイント]
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               ポート間中継遮断機能は,イーサネットインタフェースコンフィグレーションモードで,そのポートからの通信を許可しないポートを指定することで設定します。通信を双方向で遮断するためには,遮断したい各ポートで設定する必要があります。 
[コマンドによる設定]
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               (config)# interface gigabitethernet 0/1 ポート0/1のイーサネットインタフェースコンフィグレーションモードに移行します。 
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               (config-if)# switchport isolation interface gigabitethernet 0/2, gigabitethernet 0/4 (config-if)# exit ポート0/1でポート0/2,0/4からの中継を遮断します。この設定で,ポート0/1から発信する片方向の中継を遮断します。 
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               (config)# interface gigabitethernet 0/2 (config-if)# switchport isolation interface gigabitethernet 0/1 (config-if)# exit ポート0/2のイーサネットインタフェースコンフィグレーションモードに移行し,ポート0/2でポート0/1からの中継を遮断します。この設定によって,ポート0/1,0/2間は双方向で通信を遮断します。 
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               (config)# interface gigabitethernet 0/4 (config-if)# switchport isolation interface gigabitethernet 0/1 ポート0/4のイーサネットインタフェースコンフィグレーションモードに移行し,ポート0/4でポート0/1からの中継を遮断します。この設定によって,ポート0/1,0/4間は双方向で通信を遮断します。