コンフィグレーションガイド Vol.1


12.1.5 運用メッセージの出力抑止と確認

装置の状態が変化した場合,本装置は動作情報や障害情報などを運用メッセージとしてコンソールやリモート運用端末に表示します。例えば,回線が障害状態から回復した場合は回線が回復したメッセージを,回線が障害になって運用を停止した場合は回線が障害になったメッセージを表示します。運用メッセージの詳細は,「メッセージ・ログレファレンス」 「1 運用メッセージ」を参照してください。

運用端末に出力される運用メッセージは,運用コマンドset logging consoleを使用することでイベントレベル単位で出力を抑止できます。また,その抑止内容については,運用コマンドshow logging consoleで確認できます。イベントレベルがE5以下の運用メッセージの運用端末への出力抑止の設定例を次に示します。

図12‒6 運用メッセージの出力抑止の設定例
> set logging console disable E5
> show logging console 
  System message mode : E5
>
注意

多数の運用メッセージが連続して発生した際は,コンソールやリモート運用端末上には一部しか表示しませんので,運用コマンドshow loggingで確認してください。