コンフィグレーションガイド Vol.1


12.1.1 コンフィグレーション・運用コマンド一覧

装置を管理する上で必要なコンフィグレーションコマンド,および運用コマンド一覧の一覧を次の表に示します。

表12‒1 コンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名

説明

swrt_multicast_table

IPv4/IPv6マルチキャストとIGMP/MLD snoopingを同時に使用する場合に設定します。

swrt_table_resource

装置のルーティングのテーブルエントリ数の配分パターンを設定します。

system fan mode

ファンの運転モードを設定します。

system l2-table mode

レイヤ2ハードウェアテーブルの検索方式を設定します。

system recovery

no system recoveryコマンドを設定すると,装置の障害が発生した際に,障害部位の復旧処理を行わないようにし,障害発生以降に障害部位を停止したままにします。

system temperature-warning-level

装置の入気温度が指定温度以上になった場合に運用メッセージを出力します。

表12‒2 運用コマンド一覧(ソフトウェアバージョンと装置状態の確認)

コマンド名

説明

show version

本装置に組み込まれているソフトウェアや実装されているボードの情報を表示します。

show system

本装置の運用状態を表示します。

clear control-counter

障害による装置再起動回数および部分再起動回数を0クリアします。

show environment

筐体のファン,電源,温度の状態と累積稼働時間を表示します。

reload

装置を再起動します。

show tech-support

テクニカルサポートで必要となるハードウェアおよびソフトウェアの状態に関する情報を表示します。

show tcpdump

本装置に対して送受信されるパケットをモニタします。

表12‒3 運用コマンド一覧(装置内メモリとMCの確認)

コマンド名

説明

show flash

装置内メモリの使用状態を表示します。

show mc

MCの形式と使用状態を表示します。

format mc

MCを本装置用のフォーマットで初期化します。

表12‒4 運用コマンド一覧(ログ情報の確認)

コマンド名

説明

show logging

本装置で収集しているログを表示します。

clear logging

本装置で収集しているログを消去します。

show logging console

set logging consoleコマンドで設定された内容を表示します。

set logging console

システムメッセージの画面表示をイベントレベル単位で制御します。

表12‒5 運用コマンド一覧(リソース情報とダンプ情報の確認)

コマンド名

説明

show cpu

CPU使用率を表示します。

show processes

装置の現在実行中のプロセスの情報を表示します。

show memory

装置の現在使用中のメモリの情報を表示します。

df

ディスクの空き領域を表示します。

du

ディレクトリ内のファイル容量を表示します。

erase dumpfile

ダンプファイルを消去します。

show dumpfile

ダンプファイル格納ディレクトリに格納されているダンプファイルの一覧を表示します。