運用コマンドレファレンス Vol.2
装置内メモリ上のIPv6 DHCPサーバDUIDファイルを設定します。
[入力形式]
set ipv6-dhcp server duid <DUID>
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- <DUID>
- 装置に設定するサーバDUIDを指定します。
[実行例]
図12-9 IPv6 DHCPサーバDUIDファイル設定コマンド実行結果画面
> set ipv6-dhcp server duid 00:01:00:01:ff:00:10:00:11:22:33:44:55:01 >
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表12-11 set ipv6-dhcp server duidコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Access failure to the active DUID file. 運用系DUIDファイルへのアクセスが失敗しました。 Invalid DUID. DUIDの値が無効です。DUIDを確認してから再実行してください。
[注意事項]
- DUIDは原則的に装置が自動で生成します。ほかのIPv6 DHCPサーバをリプレースする際に,サーバDUIDを変えないで引き継ぎたいなど,任意のDUIDを使う必要がある場合以外は本コマンドを使用しないでください。
- 本コマンドで設定したDUIDは以下のタイミングで適用されます。DUIDの変更はIPv6 DHCPサーバの変更と等しいため,明示的にIPv6 DHCPサーバの再起動を行うことを推奨します。
- IPv6 DHCPサーバコンフィグレーションの変更
- restart ipv6-dhcp serverコマンドによるIPv6 DHCPサーバの再起動
- 装置の再起動
- 本コマンドでDUIDを設定する場合は,設定するDUIDが将来にわたってネットワーク上で一意の値となるように注意してください。
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