運用コマンドレファレンス Vol.2
IPv6 DHCPリレーのデータベースからリース情報を削除します。
[入力形式]
clear ipv6 dhcp relay binding [{<ipv6 prefix>/<prefixlen> | interface vlan <vlan id>}]
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- {<ipv6 prefix>/<prefixlen> | interface vlan <vlan id>}
- 指定したプレフィックスまたはインタフェースのリース情報を削除します。
- <ipv6 prefix>/<prefixlen>
- 指定したプレフィックス/プレフィックス長のリース情報を削除します。
- interface vlan <vlan id>
- 指定したインタフェースのリース情報を削除します。
- <vlan id>にはinterface vlanコマンドで設定したVLAN IDを指定します。
- 本パラメータ省略時の動作
- IPv6 DHCPリレー上の全リース情報を削除します。
[実行例]
図11-4 IPv6 DHCPリレーリース情報削除コマンド実行結果画面
>clear ipv6 dhcp relay binding >
[表示説明]
なし
[通信への影響]
配布プレフィックスに対する経路自動設定機能を使用している場合,結合情報の削除によって該当経路宛の通信ができなくなります。
[応答メッセージ]
表11-6 clear ipv6 dhcp relay bindingコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Failed to clear ipv6 dhcp relay binding command : <error message>. リース情報削除コマンドが失敗しました。
<error message>
1:テンポラリファイルの作成エラー
2:ソケットディスクリプタ作成エラー
3:バインドエラー
4:送信エラー
5:セレクトエラー
6:応答メッセージタイムアウト
7:受信エラー
9:その他エラーIPv6 DHCP relay doesn't seem to be running. IPv6 DHCPリレープログラムが起動していないため,本コマンドは使用できません。 No enough memory. コマンドを実行するための十分なメモリがありません。 No such interface. 指定されたインタフェースにIPv6 DHCPリレーのコンフィグレーションが設定されていません。 No such Prefix. 指定されたプレフィックスのリース情報は存在しません。
[注意事項]
なし
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