コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
本装置をランデブーポイント候補として設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- ipv6 pim bsr candidate rp <ipv6 address> [priority <value>] [group-list <access list name>]
- 情報の削除
- no ipv6 pim bsr candidate rp <ipv6 address> [priority <value>] [group-list <access list name>]
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <ipv6 address>
- 本装置のループバックアドレスを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
動作対象のループバックインタフェースに指定しているループバックアドレスと同じ値を設定してください。
- priority <value>
- ランデブーポイントを決定するための優先度を指定します。優先度の値が最も小さいルータがランデブーポイントとなります。
- 本パラメータ省略時の初期値
255
- 値の設定範囲
0〜255(10進数)
- group-list <access list name>
- ランデブーポイントが管理するIPv6 マルチキャストグループアドレスのアクセスリストを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
ff00::/8(全マルチキャストアドレス)
- 値の設定範囲
31文字以内の名前を指定します。
詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに反映されます。
[注意事項]
- ipv6 pim bsr candidate bsr/ipv6 pim bsr candidate rpで指定する本装置のループバックアドレスはすべて同じアドレスにしてください。
- アクセスリストに指定するアドレスについては,「コンフィグレーションガイド Vol.3 29.3.1 中継対象アドレス」を参照してください。
- <access list name>はipv6 access-listコマンドで設定したアクセスリストを指定してください。これ以外のコマンドで設定したアクセスリストは指定できません。
- 未設定のアクセスリストを指定した場合,本コマンドはアクセスリスト省略時の動作となります。
- <access list name>に指定するアドレスは,該当アクセスリストの宛先IPv6アドレスに指定してください。
- 本コマンドを使用する場合は,ループバックインタフェースにIPv6アドレスを設定してください。
[関連コマンド]
ipv6 pim
interface loopback
ipv6 access-list
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