コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
PIM-Registerメッセージ(カプセル化パケット)送信時のPIMチェックサムを計算する範囲を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- ip pim register-checksum {header | all}
- 情報の削除
- no ip pim register-checksum
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- {header | all}
- headerを指定した場合,PIM-Registerメッセージ(カプセル化パケット)送信時にPIMメッセージ(8バイト)部分だけチェックサムを計算します。allを指定した場合,PIM-Registerメッセージ(カプセル化パケット)送信時にPIMメッセージ(8バイト)部分とカプセル化したデータ全体でチェックサムを計算します。
- ランデブーポイントが本装置以外の構成でチェックサムエラーによりマルチキャスト通信ができない場合はallを指定してください。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
headerまたはall
[コマンド省略時の動作]
headerパラメータ指定時の動作をします。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
ip pim sparse-mode
All Rights Reserved, Copyright(C), 2005, 2015, ALAXALA Networks, Corp.