コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
PIM join/pruneメッセージによるprune受信で経路情報を削除するまでの残時間を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- ip pim deletion-delay-time <seconds>
- 情報の削除
- no ip pim deletion-delay-time
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <seconds>
- PIM join/pruneメッセージによるprune受信で経路情報を削除するまでの残時間(秒)を設定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
0〜300(秒)
[コマンド省略時の動作]
受信したPIM join/pruneメッセージに含まれる情報から経路情報を削除するまでの残時間を算出します。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに反映されます。
[注意事項]
- 同一リンク上に複数のルータがあるとき,下流ルータがPIM join/pruneメッセージの送信周期よりも短くすると一時的にデータ中継が途切れることがあります。これはprune受信後にほかの下流ルータからのjoin受信を待たずに中継を停止するためです。その後,join受信で中継が再開します。
[関連コマンド]
ip pim sparse-mode
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