コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
IGMPv1/IGMPv2でPIM-SSMを動作させるグループアドレスに対する送信元アドレスの設定をします。
[入力形式]
- 情報の設定
- ip igmp ssm-map static <access list> <source address>
- 情報の削除
- no ip igmp ssm-map static <access list> <source address>
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <access list>
- PIM-SSMとして使用するマルチキャストグループアドレス(クラスDのIPアドレス)のアクセスリストを指定します。
- 本パラメータに指定できるアクセスリスト識別子は,<access list number>または<access list name>です。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
<access list number>の場合は,1〜99,1300〜1999(10進数)を指定します。
<access list name>の場合は,31文字以内の名前を指定します。
詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- <source address>
- PIM-SSMとして使用するマルチキャストの送信元アドレス(クラスA〜CのIPアドレス)を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
送信元アドレス(クラスA〜CのIPアドレス)です。
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに反映されます。
[注意事項]
- 本コマンドはip igmp ssm-map enable指定で有効となります。
- <access list>に指定するアドレスはip pim ssmで指定したマルチキャストグループアドレスの範囲内で指定してください。
- <access list>は次のコマンドで設定したアクセスリストを指定してください。これ以外のコマンドで設定したアクセスリストは指定できません。
- ip access-list standardコマンド
- ip access-list standardコマンドと同じアクセスリストで指定したaccess-listコマンド
- 未設定のアクセスリストを指定した場合,本コマンドは無効となります。
- <access list name>に指定するワイルドカードマスクは,最上位ビットから連続するビット列となる値にしてください。
[関連コマンド]
ip pim ssm
ip igmp ssm-map enable
ip access-list standard
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