コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
RIPngで学習した経路をルーティングテーブルに取り込むかどうかをフィルタに従い制御します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- distribute-list {prefix-list <prefix list> | route-map <route map>} in [vlan <vlan id>]
- 情報の削除
- no distribute-list [{prefix-list <prefix list> | route-map <route map>}] in [vlan <vlan id>]
[入力モード]
(config-rtr-rip)
[パラメータ]
- {prefix-list <prefix list> | route-map <route map>}
- フィルタするprefix-listまたはroute-mapを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
<prefix list>には31文字以内の名前を指定します。
<route map>には31文字以内の名前を指定します。
詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- vlan <vlan id>
- 経路学習元のインタフェースを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
インタフェースでフィルタしません。
- 値の設定範囲
<vlan id>にはinterface vlanコマンドで設定したVLAN IDを指定します。
[コマンド省略時の動作]
RIPngで学習した経路の制御をしません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
ipv6 prefix-list
route-map
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