コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
認証キーを指定します。平文パスワード認証を行う設定(area authenticationまたはip ospf authenticationコマンド)をした場合,このキーを使用して認証を行います。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- ip ospf authentication-key <Key>
- 情報の削除
- no ip ospf authentication-key
[入力モード]
(config-if)
[パラメータ]
- <Key>
- このキーを使用して認証を行います。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
1〜8文字の文字列を指定します。
ただし,以下の文字は使用できません。
エクスクラメーション(!),ダブルクォート(”),シャープ(#),ドル($),セミコロン(;),逆シングルクォート(`),大カッコ始め({),大カッコ終わり(}),スペース文字,山カッコ始め(<),山カッコ終わり(>),バックスラッシュ文字(\),シングルクォート('),丸カッコ始め((),丸カッコ終わり()),パイプ(|),アンパサンド(&)
[コマンド省略時の動作]
該当インタフェースでは,平文パスワード認証を行いません。
[通信への影響]
同一ネットワーク上の隣接ルータが,本設定値と異なるキーを使用している場合,OSPFパケットを廃棄します。
[設定値の反映契機]
設定変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
ip ospf authentication
area authentication
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