コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
装置立ち上げ時などにポリシーベースルーティングのトラッキング機能による監視を開始するまでの期間を設定します。本期間中のトラック対象にはdefault-stateコマンドで指定している状態を適用します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- track-object default-init-interval <seconds>
- 情報の削除
- no track-object default-init-interval
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <seconds>
- 監視を開始するまでの期間(秒)を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません。
- 値の設定範囲
1〜3600
[コマンド省略時の動作]
監視を開始するまでの期間は180秒です。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
本コマンドの設定時に反映されます。
[注意事項]
- トラック動作状態が起動中に,次の操作を実行したあと本コマンドの値(秒)を変更すると,これらの操作を実行した時点から変更後の値(秒)が経過したあとに監視を開始します。
- 運用コマンドrestart track-objectを実行した。
- no disableコマンドを入力し,監視の停止を解除した。
- type icmpコマンドで新規にトラッキング機能を追加した。
[関連コマンド]
default-state
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