コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
sFlowパケットの送信元(エージェント)に設定されるIPアドレスを指定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- sflow source { <ip address> | <ipv6 address> }
- 情報の削除
- no sflow source { <ip address> | <ipv6 address> }
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- { <ip address> | <ipv6 address> }
- sFlowパケットの送信元(エージェント)のIPアドレスとして使用するIPアドレスを指定します。IPv4アドレスとIPv6アドレスはそれぞれ一つずつ指定できます。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
IPv4形式またはIPv6形式のIPアドレスを指定します。
[コマンド省略時の動作]
本コマンドを指定しなかった場合,次の優先度に従いIPアドレスが設定されます。同様に,指定したIPアドレス形式がsflow destinationコマンドで指定したアドレスタイプと異なっている場合も,次の優先度に従いIPアドレスが設定されます。
- 優先度1
- loopbackアドレス(コンフィグレーションコマンドで設定している場合)
- 優先度2
- 本装置のポートに割り付けられているIPアドレス
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- sFlowパケットのエージェントIPアドレスとしてブロードキャストアドレス,マルチキャストアドレス,およびリンクローカルアドレスは設定できません。
- エージェントIPアドレスとして使用するIPアドレスは,本装置のポートに割り付けられているIPアドレスを指定してください。本装置以外のIPアドレスを指定した場合,sFlowパケットは送信できません。
[関連コマンド]
なし
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