コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
VLANaccessAgentがVLANaccessControllerに対する接続に失敗した時,fense retry-timerコマンドで指定した間隔で接続を試みます。このリトライはno fense serverコマンドを実行しないかぎり実行しますが,本装置内に起動しているすべてのVLANaccessAgentの接続リトライ失敗回数が本コマンドで設定したリトライ失敗回数を上回れば,本装置内の,すべての認証VLANの動的MACアドレスを削除します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- fense <vaa id> retry-count { <count> | infinity }
- 情報の削除
- no fense <vaa id> retry-count
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <vaa id>
- 認証VLANシステムで,本装置がVLANaccessControllerへの接続を一意に識別するための番号を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
1〜10
- { <count> | infinity }
- infinityを一つ以上のVLANaccessAgentに対して指定した場合,認証VLANの動的MACアドレスの全削除は行わないで,接続リトライ処理を無限に行います。
- コマンドの引数として0を指定すると,リトライ失敗ごとに認証VLANの動的MACアドレスの削除を試みます。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
infinityまたは0〜32767
[コマンド省略時の動作]
<count>は25920に設定されます。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- IEEE802.1Xのdot1x system-auth-controlコマンドが設定されている場合,本コマンドは設定できません。
[関連コマンド]
fense vaa-name
fense server
fense vlan
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