コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
フローコントロールを設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- flowcontrol send {desired | on | off} [loose]
- flowcontrol receive {desired | on | off}
- 情報の削除
- no flowcontrol send
- no flowcontrol receive
[入力モード]
(config-if)
[パラメータ]
- send {desired | on | off}
- フローコントロールのポーズパケットの送信動作を指定します。接続相手のフローコントロールの,ポーズパケットの受信動作と指定を合わせてください。
- desired
- 固定モード指定時はポーズパケットを送信します。オートネゴシエーション指定時は,接続装置とのやり取りによってポーズパケットの送信有無を決定します。
- on
- ポーズパケットを送信します。
- off
- ポーズパケットを送信しません。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
send desired,send on,send off
- loose
- フローコントロールのlooseモードで動作します。
- looseモード動作時は,「ポーズパケット送信間隔>送信抑止時間」となります。
- 本パラメータ省略時の初期値
looseモードで動作しません。
- 値の設定範囲
なし
- receive {desired | on | off}
- フローコントロールのポーズパケットの受信動作を指定します。接続相手のフローコントロールの,ポーズパケットの送信動作と指定を合わせてください。
- desired
- 固定モード指定時はポーズパケットを受信します。オートネゴシエーション指定時は,接続装置とのやり取りによってポーズパケットの受信有無を決定します。
- on
- ポーズパケットを受信します。
- off
- ポーズパケットを受信しません。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
receive desired,receive on,receive off
[コマンド省略時の動作]
回線種別によって異なります。
- 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tの場合
受信動作はoff,送信動作はdesired
- 100BASE-FXの場合
受信動作はoff,送信動作はon
- 1000BASE-Xの場合
受信動作はoff,送信動作はdesired
- 10GBASE-Rの場合
受信動作はon,送信動作はoff
[通信への影響]
運用中のポートに指定した場合,いったんポートがダウンし,一時的に通信が停止します。そのあとで再起動します。
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
なし
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