コンフィグレーションガイド Vol.2
UDPポート番号の範囲をフロー検出条件とし,QoS制御を設定する例を示します。
- [設定のポイント]
- フレーム受信時にUDPヘッダの宛先ポート番号の範囲によってフロー検出を行い,QoS制御を実施します。
- [コマンドによる設定]
- (config)# ip qos-flow-list QOS-LIST1
IPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST1)を作成します。本リストを作成することによって,IPv4 QoSフローリストモードに移行します。
- (config-ip-qos)# qos udp any any range 10 20 action cos 6
UDPヘッダの宛先ポート番号の範囲10〜20をフロー検出条件とし,CoS値=6のQoSフローリストを設定します。
- (config-ip-qos)# exit
IPv4 QoSフローリストモードからグローバルコンフィグレーションモードに戻ります。
- (config)# interface gigabitethernet 0/1
ポート0/1のインタフェースモードに移行します。
- (config-if)# ip qos-flow-group QOS-LIST1 in
受信側にIPv4 QoSフローリストを有効にします。
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