運用コマンドレファレンス Vol.1
Web認証プログラムおよびWebサーバを再起動します。
[入力形式]
restart web-authentication [-f] [{core-file | web-server}]
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- -f
- 再起動確認メッセージを出力しないで,再起動を実行します。
- 本パラメータ省略時の動作
- 確認メッセージを出力します。
- {core-file | web-server}
- core-file
- 再起動時にWeb認証のコアファイルとWebサーバのコアファイルを出力します。
- web-server
- Webサーバだけ再起動します。
- 本パラメータ省略時の動作
- Web認証プログラムおよびWebサーバを再起動します。また,コアファイルを出力しません。
[実行例]
- Web認証プログラム再起動の実行例を示します。
> restart web-authentication WA restart OK? (y/n): y
[表示説明]
なし
[通信への影響]
パラメータでweb-serverを指定した場合は,Webサーバだけを再起動し,認証は解除されず,通信には影響を与えません。
なお,web-serverを指定しない場合は,Web認証プログラムが再起動し,すべての認証が解除され,認証後VLAN(MAC-VLAN)からもMACアドレスが削除されるので,認証後VLANへの通信ができなくなります。
[応答メッセージ]
表25-24 restart web-authenticationコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。 WA is not configured. Web認証機能が設定されていない場合は,コンフィグレーションを確認してください。
コンフィグレーションコマンドweb-authentication system-auth-controlが設定されている場合は,次の操作を実施してください。
- コンフィグレーションコマンドno web-authentication system-auth-controlでWeb認証を停止します。その後,10秒以上経過後にコンフィグレーションコマンドweb-authentication system-auth-controlでWeb認証を起動します。
[注意事項]
- コアファイルの格納ディレクトリおよび名称は,次のとおりになります。
- 格納ディレクトリ:/usr/var/core/
- Web認証のコアファイル:wad.core
- Webサーバのコアファイル:httpd.core
指定ファイルがすでに存在する場合は無条件に上書きするので,必要ならば,ファイルをあらかじめバックアップしておいてください。
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