コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1

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rmon collection history

RMON(RFC1757)イーサネットの統計来歴の制御情報を設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更
rmon collection history controlEntry <integer> [owner <owner name>] [buckets <bucket number>] [interval <seconds>]

情報の削除
no rmon collection history controlEntry <integer>

[入力モード]

(config-if)

[パラメータ]

<integer>
統計来歴の制御情報の情報識別番号を指定します。本パラメータはRFC1757のhistoryControlIndexに対応します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    1〜65535

owner <owner name>
本設定の設定者の識別情報を指定します。本設定を誰が行ったかを識別するための情報です。本パラメータはRFC1757のhistoryControlOwnerに対応します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    空白
  2. 値の設定範囲
    24文字以内の文字列をダブルクォート(")で囲んで設定します。入力可能な文字は,英数字と特殊文字です。入力文字列にスペースなどの特殊文字を含まない場合,文字列をダブルクォート(")で囲まなくても設定できます。詳細は,「パラメータに指定できる値」の「■任意の文字列」を参照してください。

buckets <bucket number>
統計情報を格納する来歴エントリ数を指定します。本パラメータはRFC1757のhistoryControlBucketsRequestedに対応します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    50
  2. 値の設定範囲
    1〜65535
    注 <bucket number>に51〜65535を指定した場合,50を指定したときと同じ動作になります。

interval <seconds>
統計情報を収集する時間間隔(秒)を指定します。本パラメータはRFC1757のhistoryControlIntervalに対応します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    1800
  2. 値の設定範囲
    1〜3600

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. SNMPマネージャからイーサネットヒストリグループにアクセスするときはsnmp-server communityコマンドでSNMPマネージャの登録が必要です。
  2. コンフィグレーションで設定したヒストリグループとSNMPマネージャからSetで設定したヒストリグループを合わせて,最大32エントリ設定できます。最大エントリを設定した状態で,コンフィグレーションにヒストリグループを設定しても,追加したヒストリグループは動作しません。不要なhistory設定を削除してから,再設定してください。
  3. SNMPマネージャからRMON historyControlTableのSetを行った場合,コンフィグレーションには反映されません。

[関連コマンド]

interface

snmp-server community

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